ピラティスは何を目的に行われているエクササイズなの? | マシンピラティス&パーソナルジム ASFiT アスフィット

ピラティスは何を目的に行われているエクササイズなの?

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  • 「ピラティスって何が目的のエクササイズなの?」
  • 「ピラティスにはどんな効果がある?」
  • 「何を目的にピラティスをする人がいるの?」

こんなピラティスへの疑問はありませんか?

ピラティスとは、身体機能の向上を目的としたエクササイズ。
その効果は身体だけでなく、メンタルにも及びます。実際、何を目的にピラティスを行う人が多いのかについても紹介していきましょう。

今回は、ピラティスの目的について、マシンピラティス&パーソナルジム ASFiT(アスフィット)がご紹介します!

ピラティスに興味がある方、自分に向いているか知りたい方はぜひご覧ください。

ピラティスの目的は身体機能の向上

ピラティスの目的は、一言で言うと「身体機能を向上させること」です。
そのために重視されている要素について、わかりやすく説明しましょう。

インナーマッスルの強化

ピラティスでは、身体の深層部にあるインナーマッスルを鍛えることを重視します。
インナーマッスルは骨や関節、内臓を支える役割を担う筋肉のこと。

インナーマッスルを強化することで、姿勢が改善されたり、低下していた内臓機能が正常化されたりと、身体本来の機能を取り戻します。

独自の呼吸法を用いる

ピラティスでは、胸式呼吸を基本としたラテラル呼吸を用います。
ラテラル呼吸は、以下のような呼吸法です。

  • 吸う時:お腹を凹ませた状態で鼻から息を吸い込み、肋骨を広げる
  • 吐く時:肋骨を締める、下げるようなイメージ

呼吸は身体と心を調和させるのに非常に重要なものであり、正しい呼吸法は身体を健康に導きます。
呼吸と動きを連動させることで、ピラティスの効果が高まります。

自分の意思で身体をコントロールすることを重視

ピラティスは「考えるエクササイズ」とも言われており、ただ身体を鍛えるだけでなく、身体を意識的にコントロールすることを重視します。

「身体」を自在に動かせるようになることで「心」「精神」も安定するという考えのもと、呼吸や動きとともに、身体の内側に意識を集中させてエクササイズを行い、自分自身でコントロールする力を養います。

ピラティスの成り立ちは負傷兵のリハビリ

もともとピラティスは、ジョセフ・H・ピラティス氏が負傷兵のリハビリのために考案したエクササイズ。ヨガや太極拳などのさまざまな要素を組み合わせて発展しています。

そのため、年齢や性別、運動経験に関わらず、誰でも無理なく行うことができます。

なお、ピラティス氏の、

「10回で違いを感じ、20回で見た目が変わる。30回で身体のすべてが変わる」

という言葉からも、継続することが重要なエクササイズであることが分かりますね。
まずは30回(週2~3回であれば約3ヶ月間)を目指しましょう。

ピラティスを構築する6つの原則

  • Breathing(呼吸)
  • Concentration(集中)
  • Centering(中心)
  • Control(コントロール)
  • Precision(正確性)
  • Flow(流れ)

どんな目的でピラティスを始める人がいるの?

ここまではピラティスの目的と成り立ちを説明しましたが、皆さん実際に、何を目的にピラティスを始めているのでしょうか?
ここからは、よくある例を紹介します。

なお、目的は1つに限らず複数持っている方も多いです。

姿勢改善・体幹強化が目的の例

姿勢の改善や体の歪み改善、アスリートのスポーツパフォーマンス向上が目的で行われている例を紹介しましょう。

猫背や反り腰が気になる

猫背や反り腰などの姿勢不良は痛みや内臓機能低下など、さまざまな不調の原因。また、見た目も老けて見えたり、自信がなさそうに見えたりしてしまいますよね。

ピラティスで身体を整えて姿勢改善を目指す方は多いです。

産後の身体のトラブル改善のために

産後、体型や女性特有のトラブルを改善するために行う方もいらっしゃいます。

妊娠・出産で骨盤が歪んだり、体幹が弱まったりすることがあります。ピラティスは産後の身体を整え、頑張っている身体や心をケアするのに適しているのです。

スポーツパフォーマンスの向上

あらゆるスポーツにおけるパフォーマンス向上やケガ予防につながるため、世界で活躍するトップアスリート達もピラティスを取り入れています。

集中力の強化も競技に良い影響を与えると考えられ、心身の両面に効果をもたらすとして重宝されています。

健康増進・不調改善が目的の例

不調改善や健康目的で取り組まれる方も非常に多いです。例を紹介しましょう。

肩こりや腰痛などの不調緩和に

肩こりや腰痛などのコリや痛み改善のために広く取り組まれています。
ピラティスは全身のバランスを整えるため、体の歪み改善に効果的。四十肩・五十肩の改善のために行う方も少なくありません。

運動不足解消のため

運動不足を感じている方が、健康維持のためにピラティスを始めるケースも多いです。ピラティスは運動が苦手な方や、筋力のない方でも無理なく始められますよ。

特にマシンピラティスは身体の動きを補助してくれるので、自分のペースに合わせて正しくエクササイズしていきやすいのです。

更年期症状の緩和

ピラティスは、自律神経やホルモンバランスの乱れによって起こる更年期症状の緩和に役立つという研究があり、40~50代女性の健康のために人気を博しています。

美容・ダイエット目的の例

ピラティスは幅広い年代の人たちの美容・ダイエット目的でも広く取り組まれています。活用例を紹介しましょう。

ボディメイクへの活用

ピラティスはインナーマッスルを鍛えるため、しなやかで引き締まった、美しいカラダづくりに効果的。痛みがなく、健康でメリハリあるボディラインづくりのために、芸能人にも幅広い年代で取り入れられています。

ダイエットの一環として

直接的なダイエット効果を期待して、というよりは、スタイルアップや痩せやすいカラダづくりのために行われています。

メンタル安定が目的の例

ピラティスにはメンタルを安定させる効果があると言われています。ピラティスに通い始めてからその効果を実感する方も多く、本来の目的に加えて取り入れられていることも多いです。

ストレス軽減のため

ピラティスは呼吸や動きなど、身体の状態に意識を集中させて行うため、マインドフルネス状態になります。マインドフルネスはストレス軽減やメンタルの安定に効果的で、心身のリラックス効果も期待できます。

自律神経を整えるため

自律神経の不調に悩む方は多いと思いますが、これを改善するために取り組まれることもあります。呼吸法を重視するピラティスは自律神経を整えるのに効果的で、心身のバランスを整え、メンタル安定につながるのです。

集中力向上

ピラティスをしているうちに、頭がすっきりして集中力が高まることを実感でき、仕事で良い影響が出ていると感じている方も!

まとめ

ピラティスは、身体機能の向上を目的としたエクササイズ。
自分の意思のまま身体を動かせるようになり、インナーマッスルを強化して身体本来の機能を取り戻すことを目指します。

リハビリのために考案された背景から、年代や性別を問わず、幅広い方々が無理なく取り組んでいけるエクササイズとなっています。

健康や美容、ボディメイク、スポーツパフォーマンスの向上などに広く用いられていて、メンタルの安定にも効果的と、幅広い可能性を秘めています。

あなたもピラティスで、自分の身体と向き合う時間を作ってみませんか?