- 「糖質制限を始めてから頭痛が起きてつらい…」
- 「頭痛の対処法や予防法が知りたい!」
- 「この頭痛を乗り越えれば、きっと痩せられるはず」
- 「でもこんなに不調になるなんて、ケトジェニックダイエットを続けても大丈夫なのかな?」
こんな不安はありませんか?
ケトン体が原因の頭痛のメカニズムや対処法について、マシンピラティス&パーソナルジムASFiT【医療提携】(アスフィット)がご紹介します!
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ケトジェニックダイエット中の頭痛の原因『ケトフルー』とは?
ケトジェニックダイエット(厳しい糖質制限)を始めると、多くの人が経験するのが、頭痛、倦怠感、吐き気、集中力低下などといった体調不良。これを「ケトフルー」と呼びます。
では、なぜこのような症状が起こるのでしょうか?主に2つの理由があります。
①体のエネルギー源が糖質⇒脂質に切り替わる過程で起きる
通常、体は糖質を主なエネルギー源として活動しています。しかし、糖質の摂取量が急激に減ると、体は代わりに脂質(ケトン体)を主なエネルギー源として利用し始め、「ケトーシス」の状態に移行。
体が適応するまでの過渡期に、低血糖の症状が現れる場合があります。
主な症状としては、
- 頭痛
- 倦怠感
- 冷や汗
- 強い空腹感
- 便秘・下痢
- 睡眠障害
- イライラ・落ち込み
- 集中力の低下
などで、ダイエットを始めてから数日後に現れ、1~2週間程度で治まることが多いです。
②体から水分と電解質が抜けやすくなる
糖質には1gあたり約3gの水分を体内に保持する性質があります。体内の糖質が枯渇すれば、それに伴って多くの水分が尿として排出されます。
この時に、水分だけでなく、ナトリウム、カリウム、マグネシウムといった、体の機能を正常に保つために必要な電解質(ミネラル)も一緒に失われてしまいます。
脱水や電解質不足が、頭痛やだるさ、めまい、吐き気、下痢、筋肉のけいれんなどといった症状を引き起こすのです。
ケトフルーによる頭痛のつらい症状を和らげる3つの対処法
ケトフルーのつらい症状を和らげるために、以下の3つのことを試してみてください。
糖質の摂取量を少しずつ減らしていく
急激な糖質制限は体に大きな負担をかけます。
2週間程かけて体調の様子を見ながら、少しずつ糖質の摂取量を減らし、ケトフルーの症状を軽減させましょう。
水分とミネラルをしっかり補給する
ケトフルー対策として、脱水と電解質不足を補うために、意識的に水分とミネラルを摂りましょう。
水分は喉が渇く前に、こまめに摂取すること。また、失われたミネラル(塩分・カリウム・マグネシウム)をしっかり補給することが重要です。
無理せず体をしっかり休ませる
症状が出ているのは、体に負担がかかっているサインでもあります。ケトフルーが出ている時期の無理な運動は控え、体が適応するまではしっかり休ませましょう。
どうしても症状が治まらずつらい場合は、我慢せず、少しだけ糖質を摂取してみてください。
自分には合わないと思ったらやめていい
「ケトジェニックダイエットは自分に合わないかも…」と感じたら、無理に続ける必要はありません。なぜなら、痩せることよりも、心と体の健康を保つことの方がずっと大切だからです。
ケトジェニックダイエットは、短期間で効果が出やすい反面、体への負担も大きいダイエット方法です。
もし、あなたが以下のような状態なら、一度立ち止まって考えてみてください。
- 「ケトフルー」がいつまでも治らない
- 食事がストレスになり、イライラしてしまう
- 友人や家族との食事が楽しめなくなった
- 便秘や肌荒れなどの不調が続いている
ダイエットは、心身ともに健康になるための手段です。もしその手段によって、心や体が悲鳴を上げているなら、それはあなたにとって正しい方法ではないのかもしれません。
自分に合ったダイエット方法は必ずある
ケトジェニックダイエットをやめること=ダイエットの失敗ではありません。
むしろ、自分の心と体の声に耳を傾け、より良い方法を探すための前向きな選択と言えるでしょう。
まずは、リバウンドを防ぐためにも、急に元の食事に戻すのではなく、段階的に糖質を増やしていくのがおすすめです。
そして、少しずつ運動を取り入れたり、野菜を多めに食べたりするなど、小さなことからで構いません。無理のない範囲で続けられる健康的な習慣を見つけていきましょう。
まとめ
糖質制限中に起こる頭痛の原因の多くは、体のエネルギー源が糖質から脂質(ケトン体)に切り替わる過程で生じる、低血糖や脱水症状、電解質不足にあります。
- 少しずつ糖質の摂取量を減らす
- こまめに水分補給を行う
- ミネラル補給をしっかり行う
- どうしても治らなければ糖質を少量摂取する
これらの対処法を試してみましょう。
つらい症状が続く場合や、このダイエット方法に少しでも不安や疑問を感じる場合は、決して無理をしないでください。
また、ケトジェニックダイエットは体に負担がかかり、健康にも悪影響を及ぼす可能性のある方法です。
自己判断で突き進むのではなく、専門家のサポートを受けて取り組むようにしましょう。
