ピラティス『ロールアップ』の効果とは?できない理由と練習法を解説 - マシンピラティス&パーソナルジム ASFiT【医療提携】

ピラティス『ロールアップ』の効果とは?できない理由と練習法を解説

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  • 「腹筋がなさすぎてピラティスの『ロールアップ』ができない!」
  • 「家で動画を見ながらやってみたけど、反動をつけないと起き上がれないし、首や肩ばかりが疲れてしまう」
  • 「起き上がろうとすると、いつも足が浮いてしまう…」

こんなお悩みはありませんか?
ロールアップは、単に腹筋が弱いからできないとは限りません。実は、体の使い方の「ちょっとしたコツ」や「背骨の柔軟性」が大きく関係しているんです。

この記事では、ロールアップの嬉しい効果と正しいやり方、そして多くの人が陥る「できない原因」を徹底解説!
段階的な練習方法もご紹介するので、ぜひ実践してみてくださいね。

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ピラティス『ロールアップ』の特徴と目的

まず、ロールアップを単なる「腹筋運動」だと思っていませんか?
確かに腹筋は使いますが、確かに腹筋は使いますが、目指すゴールは一般的な腹筋運動(クランチ)とは全く異なります。

腹筋運動とロールアップの決定的な違い

一般的な腹筋運動(クランチ)は、「筋肉を縮めて体を折り曲げる」動作で、腹筋強化に特化したトレーニングです。

対して、ピラティスのロールアップは腹筋強化だけでなく、「背骨を1つずつ動かすようなコントロール(アーティキュレーション)」により、身体全体の連動性を高めることを目指すエクササイズ。

このアーティキュレーションを意識することで、身体の柔軟性や体幹の安定性の向上につながり、動きやすく快適なカラダづくりを目指せるのです。

この「背骨を1つずつ動かすコントロール力」こそが、ロールアップの最大の目的であり、難しさの正体でもあります。

ロールアップが身体にもたらす3つの嬉しい効果とは?

ロールアップを正しく行うことで、以下の3つの効果が期待できます。

背骨の柔軟性が高まり、猫背・反り腰が改善!

背骨周りの細かい筋肉をマッサージするように動かすため、ガチガチに固まった背中がほぐれ、背骨の柔軟性がアップします。

特にデスクワークで硬くなった背中をほぐすのに適していて、猫背や反り腰を改善し、肩こり・腰痛の緩和に役立ちます。

鍛えづらい深層部の筋肉から体幹を強化できる

体の表層部の筋肉(アウターマッスル)だけでなく、通常のトレーニングでは鍛えづらい「腹横筋」「腹斜筋」「腸腰筋」などの深層筋(インナーマッスル)まで鍛えられます。

そのため、ぽっこりお腹の解消や姿勢の安定、シェイプアップに効果的ですよ!

自律神経のバランスを整えるのに役立つ

ロールアップは深い呼吸と流れるような動きで、自律神経の通り道である背骨周りの筋肉をほぐし、その働きを改善する効果が期待できます。

滞っていた血流が改善されることで副交感神経が活性化し、乱れていた自律神経のバランスが整うように。それまで感じていた「なんとなく不調」の改善につながります。

【実践】ロールアップの正しいやり方

ロールアップの基本のフォームを確認しましょう。回数をこなすことよりも、動きの「質」を優先して行うことが重要です。

①ロールアップ(上体を起こす動き)

≪やり方≫

  1. 仰向けになり、両足は腰幅に。つま先を天井に向け、かかとを突き出します。両腕は天井へ前ならえの状態から、頭の少し後ろへ(耳の横あたり)。
  2. 両腕を天井へ戻し、顎を軽く引いて視線をおへそへ。息を吸って準備します。
  3. 息を細く長く吐きながら、背骨を上から順に、1つ1つ持ち上げるように起き上がります。
  4. 足先に向けて上体を起こし、Cカーブ(背中を丸めた状態)を作ります。

≪Cカーブのコツ≫
お腹にボールを抱えているイメージ、またはおへそを背中側に引き込むイメージを持つと、首や肩の力みが抜けやすくなります。

②ロールダウン(上体を下ろす動き)

≪やり方≫

  1. Cカーブのまま、一度息を吸って準備します。
  2. 息を吐きながら、腰、背中、肩、頭の順に、コントロールしながらゆっくりと上体を下ろしていき、マットへ戻ります。

ロールアップができない理由とは?腹筋不足だけじゃない2つの原因

「やっぱり起き上がれない」「足が浮いてしまう」。その原因は、筋力不足だけではないかもしれません。
構造的な理由を知ることが解決への第一歩です。

①背骨の柔軟性が低い

≪チェックポイント≫

  • 起き上がる時に肩や首に力が入ってしまう
  • 下ろす途中で背中がガクッと落ちる(床に勢いよく戻る)

このような方は、背骨(特に胸椎・腰椎)の柔軟性が低いことが原因として考えられます。背骨を1つずつ動かす「分節運動」ができていない状態です。

②股関節の前側の筋肉が硬い

≪チェックポイント≫

  • 起き上がろうとする瞬間、足がフワッと浮いてしまう。
  • 反り腰の傾向がある

これは、腹筋の力が抜け、代わりに太ももの前側の筋肉(腸腰筋や大腿四頭筋)が過剰に働いている証拠です。

骨盤を後ろに傾ける動きが苦手で、腹筋ではなく股関節前側の筋肉が頑張りすぎることで、結果的に足の重さで起き上がろうとしてしまっているのです。

ロールアップができない場合の練習方法

では、どうすればできるようになるのでしょうか?
まず、ロールアップができない方は、いきなりフルレンジでやろうとせず、段階を踏んで練習しましょう。

焦らず、できない要素を1つずつ改善していくことが、ロールアップ習得への近道です。

①ハーフロールバックで腹筋を鍛える

膝を立てて座った姿勢から、背骨をCカーブに丸めて半分だけ後ろに倒れ、元の位置に戻る動作がハーフロールバックです。

背骨を丸める感覚と骨盤を後傾させる動きを身につけて、少しずつロールアップの基礎を習得しましょう。

②補助を使って練習する

膝の裏に手を添えて、手のサポートを受けながら起き上がる練習をします。どのくらい補助が必要かを確認することで、自分の腹筋の力だけで行えている部分と、補助が必要な部分を把握しましょう。

③目線をおへそに向ける意識を持つ

動作中、常に目線がおへそに向くようにすると、自然と背骨がCカーブに丸まりやすくなり、首や肩の力みが抜けやすくなります。背骨のコントロールに集中するための必須テクニックです。

まとめ

ロールアップは、ピラティスの中でも「自分の体の状態を知るバロメーター」のようなエクササイズ。大切なのは、形を完成させることではなく、「今の自分の背骨をどれだけ丁寧に扱えるか」です。自分の背骨と会話するように動いてみてください。

丁寧な意識の積み重ねが、1ヶ月後、半年後のしなやかで強い体を作ってくれるでしょう。
まずは今日、お風呂上がりの体が温まった状態で、「ハーフロールバック」から試してみてくださいね!